TDS200、TDS1000/2000シリーズとTDS1000B/2000BシリーズとでMathの機能が違うのはなぜですか?

Question:

TDS200、TDS1000/2000シリーズとTDS1000B/2000BシリーズとでMathの機能が違うのはなぜですか?

Answer:

TDS200 とTDS1000/2000 シリーズの古いオシロスコープとTDS1000B/2000B を含む、新しいオシロスコープとではMath の計算方法が違います。

古いオシロスコープはディスプレイMath という手法を採用していて、演算は信号がスクリーン上に表示しているそのもの、表示上の値(つまり何Division 分あるか)を使用します。従って同じ電圧の2 つの信号を入力しても、片方の信号入力の垂直軸スケールが違うと、Math の結果は垂直軸スケールが2 つとも同じ場合とは違ったものになります。

例えば、下の図1 の例ではチャンネル1 、2 とも同じスケールなのでMath は0 になります。

ところが図2 ではチャンネル1 のスケールが2 倍になり、波形表示が半分の1Division の振幅になったため、Math 波形が1Division の振幅の波形として表示されるようになります。

Figure1

図1

Figure 2

図2

 

他のほとんどのオシロスコープはデータMath と言われる演算を行なっています。この場合、演算は表示ではなく、実データにて行なわれます。ですからチャンネルの垂直軸スケールがどのような設定になっていても(あまりスケールを大きくして信号を小さくしますとノイズ成分が大きくなり、正しく表示できないことがあります)、常に同じ値が得られます。

例えば図3 ではチャンネル1 と2 はどちらも20V でMath 波形も0V です。図4 ではチャンネル1 のスケールが20V/div になりましたが、どちらも20V なのでMath 波形も0V です。

Figure 3

図3

Figure 4

図4

 

 

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Product: TDS210 , TDS220 , TDS224 , TDS1002 , TDS1012 , TDS2002 , TDS2012 , TDS2014 , TDS2022 , TDS2024 , TPS2012 , TPS2014 , TPS2024 , TDS1001 , TDS2004 , TDS2002B , TDS2004B , TDS2012B , TDS2014B , TDS2022B , TDS2024B

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